(291) 2024 MAY 06 短歌【雑】
暇に任せて読売を見ておったら、すっごい歌に出会ったナ、ウン。◆四季(長谷川 櫂)
背を撫でて しづかに父の呼ばふとも
母はこの世の をみなにあらず
坂井修一:歌集『塗中騒騒』
が、解釈はジジイの手に負えん。長谷川さんの解説を、無断借用とユー荒業蛇。
『年老いて記憶を失くしてゆく人。現代の超高齢化社会は誰の身近にも、そんな人がいる社会だろう。妻に優しく語りかけながら背中をさすってやる夫。しかし妻はもはや別の世界の人である。そう断じるのは息子』 ヤー、いい歌ですねー、みんなも少し和歌に興味をもったらァ…。