otaktm9のブログ

傘寿真近の大ジジイの日常

(11) 2022 NOV. 19 わたしの履歴書【私生活③】

 猫が鳴いた、ゴルフだ、旅行だ、などで盛り上がっている老人会もあるが、大ジジイに残された時間はそれほど長くはない。人生の終盤は、自己の生涯に思いを巡らせ、掲げた目標はどの程度達成されたのか、自分の人生哲学はどんなものかなどを真摯に考える時期だ、というのが大ジジイの偽らざる思いである。
 そういう思いをもって、手当たり次第に関連するレポートを読むのだが、およそ碌なものがない。仕方がないので、手本もないままに個人史を拙い筆で書き。ある会社の社内報に応募したところ、予期せぬ採用をいただいたので、色いろ参考になる意見が寄せられるのではないかと期待しているところである。
 その駄レポは、マヌの法典に示されている“四住期”という概念に従って記述したものである。これは人生を概ね20年ごとに分け、各時期になすべきことを示したものである。ほどなく傘寿を迎える大ジジイにとっても、人生を総括するうえで有用な手法である。この四住期は、概ね次のように説明することができる。
 学生期:8~25歳:生きるための術を学ぶ。家住期:25~50歳:結婚して家庭を築き一家を支える。林住期:50~75歳:定年後、人生の収穫期・黄金期。遊行期:75歳~:居住地を捨て乞食へ。この世に対する執念を絶ち死地や悟りを求める。これは非常に便利な方法なので、諸賢もチャレンジしてみるとよい象。

×

非ログインユーザーとして返信する