otaktm9のブログ

傘寿真近の大ジジイの日常

(247) 2024 JAN.12 キッシンジャー氏(100歳)の訃【雑】

 2023/11/30 のNETに溢れたのわ、以下のような見解である。
 『キッシンジャーは何をした人ですか? ⇒ 1970年代のアメリカの外交政策に大きな影響を与えた政治家であり、東西冷戦で対立していたソビエト連邦とデタント(緊張緩和)を推進しつつ、ソ連と対立していた中華人民共和国との国交樹立を極秘で交渉し、1972年のニクソン大統領の中国訪問と米中関係正常化に道筋をつけた』
 ところが所のジョージさん、先日の産経を見て驚いた。⇒
『キッシンジャー氏の死去に思う 杏林大学名誉教授・田久保忠衛[産経・正論 2023/12/7] ヘンリー・キッシンジャー元米国務長官の死去にあたって内外の論評に目を通してみたが、いくつかの例外を別にすると、強い違和感を禁じ得なかった。日本の新聞の大方は「米中国交正常化に道」「米中関係正常化尽力」などの見出しをつけ、1971年に米大統領補佐官として北京を極秘訪問し、1972年の国交樹立を実現した主役であるかのような書き方をしている。
≪内外の論評に違和感≫
自己宣伝になるようで気が引けるが、私は1996年に出版した中公新書の冒頭で「俗にキッシンジャー補佐官が対中外交のシナリオを書き、実行し、それをニクソン大統領が追認したかのような誤解が存在する。自己宣伝草の強いキッシンジャーの回顧録「ホワイトハウス・イヤーズ」を読んでいると、そのような誤解が生まれても不思議ではない。が、誤解ははっきりさせておく必要がある」と書いた。内外の俗論に対してこれを繰り返す。対中国交正常化を思案し、実行に移させた主役は大統領ニクソンであり、この点でキッシンジャーは脇役だった』
 ◆読んで目が覚めた、ソーユーことだったのカァカァ…。みんなも、情報は高い見識をもって幅広く集めなきゃダメだよ。

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